ポリ容器で災害時に必要な容量の水を確保。劣化しにくいUVカット製品も

なんらかの災害によってライフラインが断たれてしまった場合。
まず必要なのは、なんといっても水の確保です。
自宅に冷暗所となる倉庫等がある方は、ある程度容量のあるポリ容器に、水を用意しておくことが推奨されています。
ただし、普通のポリ容器は陽に晒しておくと、劣化が進んでしまいます。
保存に冷暗所が良いとされるのは、この理由によるものですが、現在では紫外線対策が施された製品も販売されています。
保管に難のある方は、そのようなタイプのものを選ぶとよいでしょう。
もしもの時に備えて、少なくとも、数日分の水は蓄えておくことが肝心です。

ポリ容器は生活に欠かせない日用品

加工のしやすさやから、日常生活のさまざまな場面で利用されている、ポリエチレン。
私たちの身の回りにある日用品に、多く用いられている素材です。
ゴミ袋や、簡易包装に使われるポリエチレンフィルムは、低密度ポリエチレンが原料です。
これに対して、バケツやタンク、シャンプーや薬品用のポリ容器は、高密度のポリエチレンからできています。
このように、その性質に合わせて多種多様な製品が生産されているのです。

ポリ容器での灯油保存はワン・シーズン

高密度ポリエチレンから作られた容器は、耐水性、耐薬品性に優れています。
灯油用のポリ容器に使用されているのはこのためです。
ただ、ポリ容器自体は水に強いのですが、ふたの部分のパッキンが劣化して、容器内部に水分が入ってしまったり、シーズンを越えた長期保存で、灯油が酸化してしまうことがあります。
そのような灯油は不完全燃焼や、器具トラブルの原因にもなります。
灯油はシーズンごとに使い切るようにしましょう。

ポリ容器にガソリンを入れるのは、たいへん危険です

ガソリンはポリ容器を変質させてしまうので、漏れ出すおそれがあります。
ガソリンは気化しやすく、空気よりも重いので、低い所にたまります。
ポリ容器の特性のひとつとして、絶縁性の高さがあげられます。
これは裏を返せば、周囲に静電気を帯びやすいということでもあります。
この両者の特性が合わさると、最悪の場合、ポリ容器の蓋を開けた時に起こる放電で、ガソリンに引火、爆発するといったこともあり得ます。
そもそもガソリンの自宅保存はお勧めできませんが、事情によって必要な場合は、消防基準にあった金属製の容器を使用しましょう。

ポリ容器活用ノウハウ